このやり取りについて、佐藤優氏は、「この種の理不尽さは、旧陸軍の内務班での『新兵いびり』につながるものがある」と指摘しています(http://gendai.ismedia.jp/articles/-/44411)。

なお、アメリカ海兵隊の教育法も、新兵に対し、人格を否定するような言動を繰り返し浴びせかけることによって、何事をも素直に受け入れ、組織のために戦う「戦士」へと人間を造り変えるというもので、その誇張された姿は、スタンリー・キューブリック監督の映画「フルメタル・ジャケット」で見ることが出来ます(この映画にインスパイアされたのか、「進撃の巨人」にも似たような場面が出てきます。但し、こちらの方は、若干の肯定的なニュアンスとユーモアをもって描かれています。)。